代表印と銀行印の兼用は危険

代表印は会社の実印として重要な契約を結ぶ際に捺印するとても大事な印鑑です。
代表印を捺印することは、物を言わない会社の意思表示として厳格に扱われるのです。

代表印を捺印することで可能になることはたくさんあります。
銀行などの金融機関からお金を借りることもできますし、不動産の賃貸借や売買も可能になります。
つまり、ありとあらゆる契約書に捺印し、契約内容を有効にできるのです。

それほど代表印の法的効力は大きいもので、
万が一悪用されるようなことがあれば大変な事態に陥ることになります。

このように、重要な代表印を銀行印として兼用することは非常にリスクの高い行為です。
銀行印は金融関連の手続きや取引で使用される印鑑で、
銀行の口座開設時や小切手・手形関係の書類などに捺印されるものです。
ということは、銀行印は銀行などの金融機関に持ち出さなければいけない印鑑になるということであり、
代表印が銀行印をも兼ねている場合、会社の実印が一旦会社の目から離れたところへ持ち出されるという
危険を伴うものであるということになります。

代表印とは別に専用の銀行印があれば、銀行印を従業員に預けて銀行取引を任せることになっても安心です。
銀行印を捺印することで可能になることは、預金通帳から現金を下ろす程度のことなので、
代表印を預けるリスクとは格段の違いがあります。
代表印と銀行印を使い分けるということは、会社のリスクを回避するという大事な一環であり、
怠ってはならない重要なことなのです。

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